|
投稿者:隅田真徳
投稿日:2006年 8月30日(水)18時02分16秒
|
|
|
|
はなさん、初めまして。隅田です。
パニック障害とは辛い病気になりましたね。又各種の症状も列記されていて、大変辛い様子が伝わってきます。
私の治療院でも最近はパニック障害など各種の心身症の方が増えていて、治療をする機会が増えています。鍼灸がこうした病気に効果がある理由は、一つは精神的な緊張と体の特定部位の緊張には強い相関関係があるからなんです。
多くの患者さんはいつも同じ部位にある感情のストレスが反映される傾向があります。不安になるといつも首や背中のある部位が強い緊張を持つ、といった具合です。そして部位の緊張を緩めていくと今度は感情の緊張も緩やかになっていくのです。
つまり心身症は心の緊張が体の緊張を呼び起こして各種の症状を起こさせるものですが、体の緊張をとることが、逆に心の中の緊張をほぐす作用を持っており、これを繰り返すことでその人が持つ「緊張のパターン」からの離脱を助けることができます。
もう一つの理由は自信の回復だと思います。いまこうした症状を訴えて心療内科に行くと、ドクターの選択は普通投薬治療です。はなさんも経験なさったことと思いますが、薬(とくに向精神薬)というものは飲んでいる間は確かに症状が抑えられているのですが、けして病気の根本にタッチして行くものではないんです。
やがては同じ量では効かなくなって、服用する量が増え、種類が増え、そして食欲が無くなり胃が痛くなり、肝臓の数値が上がってきて、夜眠れなくなっていく、という経過をたどります。ドクターもはっきりとした見通しを語らなくなり「この病気は治らないのではないか、私はどうなるのか?」という不安が出てきます。辛いですよね。
私たちの所へ来る時は大体このような状態の方が多い。治療をするとまず食欲が出てきます。そして夜、眠れるようになって来るんです。調子が良くなってくれば、お薬を徐々に減らすことが可能です。増える一方だった薬が減ってくれば前途に希望が出てきます。自分の体の中にまだまだ治る力が残っていたんだと気づくことができれば、快復のテンポも上がってくるものです。
心と体は表裏一体です。心の不調が体の不調を呼ぶこともあれば、逆も又真なり、ということです。私の治療室ではパニック障害に限らず各種の心身症と呼ばれる状態からの快復をこのようにお手伝いをさせていただいています。何度か治療してみれば、御自分の病気にこの鍼治療がどのような効き方をするかが分かってきます。是非試してみたらよいと思います。
|
|
|