新着順:2/134 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

熱中症予防のための塩飴の取り方

 投稿者:三木内科 医師  投稿日:2017年 8月 7日(月)22時05分45秒
  通報
  熱中症予防に塩飴をなめている子供達がいます。
また、暑い環境の所で働く会社では、塩飴が配られたりすることもあるようです。
大量の汗をかくと、塩分が失われるので、塩飴は失われた塩分の補給に使われることもあると思いますが、水分と一緒に摂る必要があります。

塩分が失われ、低ナトリウム血症になると、筋肉の痙攣を起こしやすくなります。
ただ、その時に水だけ取ると、血液が薄められるために、ますます低ナトリウム状態となり、体によくありません。

塩飴は製品によって、一粒あたりの塩分量が異なり、
0.04~0.29g(平均0.09g)というデータがあります。
一粒あたり、水100~200mlを摂取することで、
塩分0.1~0.2%の濃度のドリンクと同じになります。

厚生労働省は、熱中症予防のために 0.1~0.2%の塩分濃度の飲料の摂取が望ましいと通達しているようです。

代表的なスポーツドリンクである
ポカリスエットは100mlあたり0.12446g
アクエリアスは100mlあたり、0.1016g
の塩分量であり、塩分濃度としては、熱中症予防に理想的な飲み物です。
(糖質の問題はありますが・・・。)
よって、スポーツドリンクを飲んでいれば、塩飴は取らなくて良いことになります。

また、塩飴とそれに合う水を取っていれば、スポーツドリンクを飲むのと同じことになると思います。
逆に、塩飴とスポーツドリンクを併用すると、塩分の取りすぎになってしまうので、注意が必要です。
塩飴だけで、水分を取らないと脱水症の改善にはなりません。

塩飴の取りすぎは、血圧を上げたり、浮腫(むくみ)の原因となります。
腎機能が悪い人にも注意が必要です。
 
》記事一覧表示

新着順:2/134 《前のページ | 次のページ》
/134