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皆殿酔子がいっちゃったので、イモパソからのカキコなのだった。
んでもって、誰の許可も受けてないのだけれど、酔った勢いで書いちゃうのね。
つか、これは屁散人の句会で毎月出してる月報なんだけど、なんかの参考になればと思って、ここに出しちゃいまそ。
余計なことすんな~、邪魔すんな~、つことであれば引っ込めますので、よろそく、屁らそく、蝋燭してチャブダイネ。
●二月……初春の候です。
今年は二月三日の節分の日に雪が降り、豆まきの行事が中止になった所もあったようですね。
立春を過ぎてからも、うっすら雪が積もった日がありました。
雪はもちろん冬の季語です。立春を過ぎてからの雪は「春の雪」「春雪(しゅんせつ)」になります。
「春の雪」というとまず「牡丹雪」を思い起こします。
真冬のような粉雪ではなく、牡丹の花びらが散ったような大きな雪です。
他に、春の雪は解けやすいことから、「淡雪(あわゆき)」とも言います。
降り積もった雪がまだらに残った様、あるいは積もるほどの雪ではなく、ふわふわ降るものは「斑雪(はだれ・はだれゆき)」です。
雪は三月中旬になっても降ることがあり、
地域によって差がありますが、おおよそ最後の雪になることから「雪の終り」「雪の果」あるいは「名残の雪」「忘れ雪」などと呼んでいます。
こうして見てみると、同じ春の雪でも、その形態・降り方・残り方・降る時期などによって、多様な表現があることに気づかされます。
あはゆきのつもるつもりや砂の上 久保田万太郎
おのづからひらく瞼や牡丹雪 加藤楸邨
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